[登壇レポート] Amazon FSx for NetApp ONTAPを利用するにあたっての要件整理と設計のポイント
Amazon FSx for NetApp ONTAPを使用する際のプロセスを知りたい
こんにちは、のんピ(@non____97)です。
2024/10/28の「オンプレミス VMware 仮想環境からAWS クラウド移行の選択肢を考える~事例から学ぶ移行のアプローチ~」 に「Amazon FSx for NetApp ONTAPを利用するにあたっての要件整理と設計のポイント」というタイトルで登壇しました。
- 主催 : ネットアップ合同会社様
- 共催 : クラスメソッド株式会社
- 協力 : アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社様
登壇資料
検証する中で、早期に失敗を経験し、方向性を整える
私が要件定義や設計で意識しているポイントは以下のとおりです。
- 要件定義や設計は検証をしながら進める
- 検証する中で、早期に失敗を経験し、方向性を整える
- 検証はリスク分析の結果に基づいて優先順位の高いものから進める
- 設計時は以下ポイントを意識する
- 要件とのリンク
- 設計によって変動する内容と影響範囲の把握
- AWS Well-Architected Frameworkの活用
- 設定の上限/下限/制約事項の把握
- 後からリカバリーする際に時間のかかる設計要素の把握
特に「検証する中で、早期に失敗を経験し、方向性を整える」は重要視しています。
時間は価値です。評価時期が遅れればその分機会損失になりますし、時間がかかればかかるほど手戻りが発生した時のコストインパクトが大きくなります。早く失敗して軌道修正しましょう。
参考情報
要件定義
- システム構築の上流工程強化(非機能要求グレード)紹介ページ | アーカイブ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
- 地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化|デジタル庁
- AWS システム構築 非機能要件ヒアリングシートを公開してみた | DevelopersIO
AWS Well-Architected Framework
- AWS Well-Architected – 安全で効率的なクラウドアプリケーション
- AWS Well-Architected ドキュメントが読みやすくなりました!!(AWS Well-Architected ドキュメントの歩き方2022) | DevelopersIO
FSxN
- Deploying Amazon FSx for NetApp ONTAP in an enterprise environment - AWS Prescriptive Guidance
- [Amazon FSx for NetApp ONTAP] SnapMirrorを使ったSMBサーバーの切り替え手順を整理してみた | DevelopersIO
- [アップデート] Amazon FSx for NetApp ONTAPの第二世代ファイルシステムがGAされました | DevelopersIO
- [Amazon FSx for NetApp ONTAP] ボリュームとSSDのサイジング方法を整理してみた | DevelopersIO
- [登壇レポート] Amazon FSx for Net App ONTAPにおけるファイルシステム/SVM/ボリューム/qtreeの分割の考え方を整理してみる #storagejaws | DevelopersIO
- Amazon FSx for NetApp ONTAPに移行したいと言われた時にヒアリングすることn選 | DevelopersIO
- [登壇レポート] Amazon FSx for NetApp ONTAPを 利用するときに気をつけることn選 〜移行プロセスを添えて〜 というタイトルで登壇しました #devio2023 | DevelopersIO